人のあかし

 

京浜協同劇団第84回公演 人のあかし ~ ある憲兵の記録から ~

 

人のあかし ~ ある憲兵の記録から ~ 平成24年度 神奈川県演劇フェスティバル参加作品 京浜協同劇団第84回公演

平成24年度 神奈川県演劇フェスティバル参加作品 京浜協同劇団第84回公演 

和田庸子 作 藤井康雄 演出

中国「撫順戦犯管理所」で
何があったのか?
秘められた歴史を描く 証言ドラマ

京浜協同劇団が『皇國ノ訓導タチ』・『臨界幻想』に続いて放つ問題作!

日中友好の秘められた歴史の真実とは?
中国・撫順戦犯管理所の奇蹟とは?人のあかし ~ ある憲兵の記録から ~ 平成24年度 神奈川県演劇フェスティバル参加作品 京浜協同劇団第84回公演

◆ 人が鬼になり、鬼が人間に戻った ◆

これは、約七〇年前に中国で日本人憲兵として生きた男の壮絶な懺悔(ざんげ)の記録である。

土屋芳雄さんは、戦場で「鬼」となり、撫順戦犯管理所での六年間を経て「鬼」から「人」に戻った。

帰国後「オレは中国でどんな悪いことをしてきたか」と証言活動を始める。亡くなるまで五千枚もの手記を書き続けた。

そして、自らの手で殺害した中国人の遺族を訪ね心から謝罪した。

その半生は、戦争責任とは何か、

ほんとうの謝罪とは何かを、私たちに問いかけてくる。