「出前」上演
「出前」上演します
京浜協同劇団では、日本各地に伝わる太鼓をはじめ、 一幕劇、紙芝居、腹話術、大道芸などを持って 「出前」上演いたします。
創立記念祭、祝賀会、イベントなど各種集会にどうぞ呼んでください。
また、劇団ではイベントや集会などの演出、台本、司会、看板、装置、照明、音響などもお手伝いします。
主な演目
権兵衛太鼓 <5~6人、25分>
福井県の無形文化財で、今立町に1,400年前の昔から伝わる、全国的にも珍しい物語り風の太鼓。
油を買いに出かけた権兵衛さんは帰り道、森の中で太鼓を打っていた天狗と般若につかまってしまう。
さぁ、たいへん…。
河川の氾濫に苦しんだ農民たちが五穀豊穣を願って打ち鳴らした、実に楽天的な太鼓である。
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秩父屋台ばやし <7~10人、10~15分>
日本三大祭りの一つに数えられている秩父夜祭り。
絢爛豪華な山車の中で叩かれるのがこの太鼓である。
大胴(大太鼓)は荒川の岩にぶつかる荒々しさを、 締め太鼓はせせらぎを、笛は風の音を表しているという。
小倉祇園太鼓 <2人、4分>
「無法松の一生」で知られる福岡県小倉地方に伝わる太鼓で、1618年に厄払いのため起こした太鼓といわれる。
現地の太鼓はそれほど派手ではないが、劇団が打つ祇園太鼓は「日本のうたごえ」運動の音楽家たちが手を加え組み直したものである。
絢爛豪華な山車の中で叩かれるのがこの太鼓である。
八丈島太鼓 <2人、2分>
その昔、”鳥も通わぬ島”とうたわれた八丈島(東京都)。
関ヶ原の戦いに敗れて流罪となった武士たちがそのうっぷんを2本の撥(ばち)に託して打ち鳴らし、 武道をしのび又楽しんだ太鼓といわれる。
男2人の勇壮な太鼓。
八丈島太鼓ばやし <女性数人、4分>
同じく八丈島に伝わる太鼓であるが、 八丈島太鼓とは対照的に女性によるのどかな太鼓。
「太鼓叩いてナー 人さま寄せてヨナー わしも逢いたい 人があるよエー」 太鼓の合間に唄われる唄が心にしみ入るように響いてくる。
世附の獅子舞 <6~7人、10分>
地元神奈川の山北町世附(よづく)部落に660年前から伝わる無形文化財の百万遍念仏という行事で行われる神楽(かぐら)。
それは四つの舞いから成っているが、劇団が上演するのはこのうちの二つで、 神が自ら悪魔の獅子になって諸悪魔を引き寄せておいて追い払うという「狂いの舞い」と、 世の中を平穏にしたいという願いを込めて火男(ひょっとこ)が踊る「二上がりの舞い」である。
うすずみ太鼓 <4~6人、4分>
権兵衛太鼓と同じ福井県今立町に1,300年も前から伝わる太鼓で、 桜を好んだ継帝天皇が遷都にあたり花見の宴を催したとき人々が別れを惜しんで打ったのが始まりで、元の名は「うすずみ桜別かれの太鼓」といわれる。
数人で踊りながら打つ楽しい太鼓である。
銚子はね太鼓 <5~7人、6分>
大漁節にも歌われた千葉県銚子港は日本でも名高い漁港。守り神の川口神社の大潮まつりで御輿(みこし)が町を練り歩く。
その御輿を先導するのがこの太鼓で、御輿が1個所でもみ合うときは威勢よくテンポも早くなる。
そのときの太鼓が「跳ね太鼓」とよばれている。
豊年太鼓 <15~25人、約15分>
日照りにおびえ、台風におののきながらやっと迎えた収穫期。 年に1度のお祭りだ。
この日ばかりはさまざまなくびきから解放され、 農民たちは夜が更けるのも忘れて踊りまくる。
若者は恋する娘をさそい、年寄りは若者に負けじと太鼓や踊りの腕を競い合う。
全国各地に伝わる太鼓のリズムを組み合わせて構成したのがこの豊年太鼓である。
腹話術
小劇
「お告げの妻」「なろうことかな」「芝浜」「濯川」など。20~30分の小作品。
大道芸
大型紙芝居「猫は生きている」、江戸の大道芸「箱回し」、バナナのたたき売りなど
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