いじめの根っこを探る
いじめの根っこを探る
京浜協同劇団 城谷 護
京 浜協同劇団は創立55 周年記念公演の第2 弾として、畑澤聖悟作の「親の顔が見たい」を内田勉演出で上演することにしました。 公演は11 月21 日から12月7 日まで、3 週連続で金・土・日にスペース京浜(京浜協同劇団小劇場)で行います。 10 回の上演で1,000人のお客さんを目指します。
ものがたり
舞台はあるミッションスクールの女子中学校。 2 年3 組の井上道子はいじめが原因で自殺を図る。
遺書にはクラスメート5 人の名前が書いてあった。 その子の親たちが学校に集められる。「うちの子に限って……」といじめへの我が子の関与を否定する親たち。
しかし、そこへ道子が生前に投函したらしい手紙が届く。…… いじめの実態を描き、どうすればいいのかを私たちに考えさせてくれる問題作です。